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魅力満載清水のみかん【JAしみず】

2015/12/22
産地情報

静岡県内でも有数のみかん産地である『JAしみず』

「清水のミカン」の魅力をご紹介します。


〈清水産柑橘統一ロゴマーク〉

温暖な気候を活かし、様々な柑橘類が栽培されている静岡市清水区ですが、主力は温州みかんです。

みかんを栽培する組合員は約800軒。
茶・キウイフルーツ・プラム・梨などの落葉果樹と複合経営をしている生産者が多い管内です。

JA職員と生産者が一丸となり、常に農業のより良い環境づくりを目指し、PR活動にも特色があります。

〈JAしみず青壮年部 部長 太田洋平さん〉

JAしみず管内イチオシの若手生産者をご紹介していただきました。

お邪魔してビックリ!なんと太田さんの畑から『太田ポンカン』がみつかったということです。
代々農業に携わり、現在は洋平さんが青島みかん・太田ポンカンをはじめ不知火、
スルガエレガントなど様々な柑橘類を栽培しています。

お邪魔したのは12月初旬、青島みかんの収穫が始まっていました。
洋平さんにみかん栽培についてお話を伺いました。

「毎年変わらぬ美味しさと、安定した収穫量がとれるようにこだわって作っています。
管理で気を遣うのは、摘果と防除ですね。木の内側部分を切って平均的に日光が当たるようにしたり、
剪定においても来年のみかん作りまで考えて管理しています。
美味しいみかんを頑張って作るので、コタツやテーブルの上にみかんを置いていただいて、
テレビを見ながら家族団らんの時間に、ご家族皆さんでたくさん食べてください!」

と、メッセージをいただきました。
 
〈貯蔵して出荷を待ちます〉

収獲したみかんをサイズごとに分け、貯蔵庫で寝かせます。
青島みかんは皮が厚くて日持ちがいいのが特徴です。

収獲してすぐに出荷するのではなく、貯蔵することで果肉が熟成し、酸味が抜けて
だんだんとまろやかな味になっていきます。

洋平さんのみかん畑で収穫された青島みかんですが、今年は例年よりも色づきが早く、
糖度は例年並みの高さで、酸味は低く、美味しく仕上がりました。

JAしみず管内で収穫されたみかんは、北海道・東北・甲信越・京浜地方に出荷され、
静岡県内では大手スーパーや「アンテナショップ きらり」『産直プラザ ふれっぴー』
『グリーンセンター』などの直売所で販売されます。


〈JAしみず営農部 柑橘果樹課 池上さん(写真左)、小泉さん(写真右)〉

「清水のミカン」をサポートする、JAしみず 柑橘果樹課のお二人にお話を伺いました。

「JAしみず管内では、大規模な基盤整備が行われ、生産者が作業しやすい
効率的な農業経営を行いながら、質の高い柑橘類の産地づくりに取り組んでいます。
これだけ大規模な基盤整備地は全国でも珍しく、JAしみずの特徴だと思います。」と、池上さん。

生産者を対象に講習会を開き、剪定や摘果などの農業指導を行い、
各支店ごと担当者が生産者の元を訪れ、園地巡回や貯蔵庫巡回をし、
改善点をみつけ、作業環境を整えたり、栽培管理について相談を受けるなどのサポートをしています。

取材中も、小泉さんの元に生産者が相談に訪れました。
これまでの経験と豊富な知識で的確なアドバイスをする小泉さん。
JA職員と生産者との信頼関係が築かれている様子を目の当たりにしました。

取材を再開後、全国的にも珍しいという「基盤整備地」をさらに詳しく知るため、
小泉さんに現地を案内してもらいました。

 
〈基盤整備地 原 地区〉           

元々、この周辺は山だったため、急傾斜の畑では農作業の効率が悪い上、重労働。
生産者の高齢化もあり、みかん栽培を続けていくには厳しい条件でした。

そこで、昭和63年に急傾斜の畑を平坦にする基盤整備事業が着工し、
原地区は、平成9年度に有度地区に続いて2番目工事が完了しました。
 ※地区面積は113ヘクタールで管内最大規模。

農地が平坦化したことで管理作業の負担も減り、高齢化にも対応し、農作業の安全性も向上。
また、日照時間も均一化し、収穫量が安定。質の良いみかんが収穫できるようになりました。
 
〈基盤整備地からは富士山が絶景です!〉

基盤整備地では、機械化を取り入れた近代的な農業の実現を目指します。

事業を先行した地区の反省点を活かし、土壌の改良・みかんの木を植える間隔を広くして
機械化に対応ができるようにしました。

 
〈間隔を広くしてスピードスプレーヤー(右写真)が使用可能に〉

また、同清水区にある『静岡県農林技術研究所果樹研究センター』と共に、
主力の青島みかんと同じような特徴をもちながら、収穫量・品質が更に安定した
新しいみかんの品種の栽培を始めるなど産地として差別化に取り組んでいます。

  
〈基盤整備地 新丹谷(あらたにや)地区〉

現在、管内には15の基盤整備地があり、今も事業が実施されている地区もあります。

「今後、東名高速道路が近くアクセスしやすいという立地を活かし、
基盤整備地の畑に直売所や収獲体験の出来る環境を整え、『アンテナショップ きらり』を窓口にして、
お客さんを呼んでいきたいですね。」と、小泉さんがお話してくれました。

また、JAしみずでは、みかんオーナーを募集しています。
登録すると、栽培管理は畑の生産者が責任をもって行い、収獲シーズンには、
みかんを受け取るだけでなく収穫を楽しむこともできます。

平らで作業がしやすいみかん畑なので、お子さんと一緒にご家族でみかんの収穫を楽しむのもいいですね!


〈清水のミカンPR応援バンド CWOユニット〉(写真提供:JAしみず)

清水のミカンの魅力はまだまだあります!
オリジナルキャラクターを製作したり、柑橘生産者とJA職員・一般消費者を中心とした音楽ユニット
『CWOユニット』を平成24年9月に結成し、清水のミカンを積極的にPRしています。

これまでに発表された『清水のミカン』『清水に集まれ!』のオリジナル曲は、
清水のみかんの応援ソングであり、販売促進のツールとして活用されています。

平成27年度は、3期メンバーの10名が様々なイベントに参加し、
「清水の農産物全体をブランド化する」「清水の街全体を盛り上げる」を目標に、更に精力的に活動中!

年明けには、長野県でのPR活動と「興津宿寒さくらまつり」への参加が決定しています。

※「CWOユニット」のCWOは・・・
C・・・clear(清水の清)
W・・・water(清水の水)
O・・・orange(みかん) の3つの単語の頭文字をとった遊び心あふれるユニット名。

CWOユニットは活動の輪を広げるため、新メンバーを随時募集中!
★CWOの活動を詳しく知りたい方はコチラをクリック。

〈清水のミカンファミリーもよろしくね♪〉

温州みかんの『かんたくん』・『みーちゃん』をはじめとする清水のミカンファミリーにもご注目!
かわいらしいキャラクター達も清水のミカンをPRしています♪

「消費者に安全で美味しいみかんを届けたい。」

同じ想いをもった生産者とJAしみず職員が共に自信をもってオススメします。

愛情がたっぷり詰まった清水のミカンをどうぞご賞味ください!





『JAしみず』
HP:http://www.ja-shimizu.org/


『静岡しみず産 アンテナショップきらり』
所在地;静岡県清水区庵原町3313-1
TEL:0120-322-064/054-365-1600
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日・火曜日
HP:https://jaeshop.ja-shizuoka.or.jp/s_63631s001_index.html
スタッフブログ:http://jashimizukirari.eshizuoka.jp/

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静岡県静岡市駿河区曲金3-8-1
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